めろんじゅーす

干物アラサーが、四国の中心でオタクを叫ぶ

札幌で見た初めての6人関ジャニ∞

新生関ジャニ∞、スタートを見届けたくて札幌まで行ってきた

(行くまでにまーまーの苦労があったが割愛)



飛行機で時間がかかってしまい、会場着いたのは16:30。グッズに並ぶも開演時間が迫り、結局手ぶらで会場入り



ついに6人の関ジャニ∞が始まる


ドタバタして席に着いたのでなかなかその現実を考える暇もなく。公演中の注意の可愛いbaby映像が流れ始めた



その直後に始まった、今まで聞いたことないような、一際大きいエイトコール



もうこの時点で私は泣いていた



始まったら、7人の関ジャニ∞が終わる気がして。始まらないで欲しいと、心底思った。スタートを見届ける為にはるばる札幌まで来たのに。楽しみというより、むしろ怖かった





オープニングムービー


分かっていたはずの現実が始まった



映し出されるメンバーはもちろん、6人しかいない



皆、悲鳴のような歓声をあげる中、私はペンライトを振ることもなく(そもそも持ってない)、腕も、歓声もあげることもなく

ただぼーっと、すばるくんが出てこない映像を眺めていた




一曲目


正直、最初にやる曲はなんだろうと、何日も考えていたから、「え?これなん???なぜに」と思ったのが最初の感想


席が遠いので、バンドセットを見ても、すばるくんがいないことはよく分からなかった。でも、明らかにセットは真ん中の方に纏まっていて、すばるくんの場所はなかった



曲中、すばるくんのパートが来るたびに「誰が歌うのか」「どんな風に歌うのか」ばかり気になった

それを体感しては、目の前に広がる、すばるくんがいない関ジャニ∞に打ちのめされる気分だった



二曲目にいく前、普段MCでほとんど喋らない亮ちゃんが、一生懸命話してくれた。そりゃもう、誰が聞いてもわかるくらい一生懸命だった。虫歯を例に出し、違和感あると思うけど慣れて下さい!と。

無理やで。そりゃ無理や亮ちゃん、と思った




すると皮肉にも、私が大好きな曲が二曲目



「ようこそ」



おい、まだ新しい世界見る気持ち出来てないって。早いわ関ジャニ∞。開始15分やん、待ってくれ。お願い待って


その曲が、エイトの決意だってことはすぐ分かった。なんてったって好きな曲や。カラオケでもめちゃくちゃ歌ったし、CDでもDVDでも何回も聞いた。この場面じゃなくても聞いてあったかい気持ちになって泣ける曲や。

涙腺崩壊もいいとこで、ほとんど前が見れなかった。歌詞も、好きな曲にすばるくんの声が響かないことも、全部全部しんどかった



この後の曲も、もちろんすばるくんのパートは違うメンバーが歌い、時には歌い忘れた。

その度に私は涙が溢れ、すばるくんがいないことを感じ続けた




ユニットのコーナーでは、ファンが喜ぶには?と考えたであろう曲が盛り込まれていて、歓喜する周りを他所に、私は沸くことが出来なかった(パンダは喜んだよ、可愛いの極みなので。世界平和だと思ったマジで。パンダさんありがとう)



花道やトロッコで、メンバーが近くに来てくれても、どうしていいかわからない。だって私がいつも「遠くても肉眼で担当!」って追いかけてたすばるくんはいない。他の6人だって、カッコいいし好きなのに、誰を、どこを、何を見たらいいのかわからなかった



そうやって、私は気持ちが追いつかないままライブが進んでいった



アンコールで新曲が発表され、エイトはもう私よりだいぶ先を歩いてると思った。6人はそうするしかないし、そうすべきなのが、頭では分かっているのに心が拒否した


曲紹介の大倉くんが低音すぎて曲名聞き取れなかったのも、曲の作りがWANIMAさんっぽいなと思ったのも覚えているけど、曲は全く頭に入ってこなかった




Twitterで書かれていたような、「す担が取り残された気持ち」「居場所がない」というのは、すばるくんが好きな私ももれなく当てはまった感情だった

10歩くらい先行くエイト、それを楽しそうに見てるeighter。それに私は、ついて行けない



「嫌なら応援しなきゃいい」


いやいや、こっちだって応援したいよ。大好きな関ジャニ∞だもん。体調を押して出てくれてるヤスくんもいる。新しいエイトを頑張ろうとするメンバーがいる。分かってる、分かってるけど、まだ無理。いけると思ったけど、まだまだ全然無理だった



札幌が終わって、ホテルに向かう道中、相方に引かれながら、泣いた


「亮ちゃんを中心に、応援出来ると思ったけど無理やった。だって1番好きな人がおらん」



他担の人も、もちろん6人を見るのはきつかったと思う。当事者の6人でさえ、随所で何とも言えない表情だったし。


でもやっぱり、好きな人が目の前にいるのといないのでは大違いだと思った


6人のステージってことだけじゃなくて、すばるくんのグッズがないこと、銀テには赤がないこと、全てがすばるくんがいない現実としてのしかかってきて、胸がいっぱいになった



でも、意を決して初日を見に行ってよかった


メンバーも、この札幌が6人の初日で、それぞれ複雑な想いを持ってやってるのが感じられた


冒頭に書いたように、亮ちゃんはめちゃくちゃ無理してしゃべってたし、村上さんは随所で泣きそうな表情だったし、横山さんは魂が抜けてるように見える時もあったし、まるちゃんと大倉くんはお互いを支えるようにバンドの時よく目を合わせてたし、ヤスくんは動きに制限がある中最大限にパフォーマンスしてた


その「6人」って言うリアルを、メンバーもファンも共有出来て、その場に立ち会えて本当によかった